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論文

Three-dimensional isoparametric boundary element method for solving neutron diffusion equations

板垣 正文; 佐橋 直樹*

Journal of Nuclear Science and Technology, 33(1), p.7 - 16, 1996/01

 被引用回数:9 パーセンタイル:62.03(Nuclear Science & Technology)

3次元中性子拡散方程式を解くために2次のアイソパラメトリック境界要素に基づく境界要素法が適用された。この定式化で生じる特異積分の計算では、四辺境界要素を4個の三角形に分割した後、曲座標変換をほどこすことによって避けることができた。中性子拡散方程式に対応する境界積分方程式の中に含まれる領域積分は、その積分が一様中性子源や減速中性子源に起因する場合は等価な境界積分に変換できる。無限反射体の外側境界には境界要素を設ける必要がなく、また、鏡像の考えを用いればさらに対称面にも境界要素を設定する必要がなくなる。テスト計算の結果、アイソパラメトリック境界要素は不規則な幾何形状を取り扱うのに極めて有用であり、ここで開発した手法は未知数の数が少なくてすむにもかかわらず高精度の解を与えることが示された。

論文

Source iterative multiple reciprocity techniques for Helmholtz eigenvalue problems with boundary elements

板垣 正文; C.A.Brebbia*

Boundary Element Methods, p.79 - 88, 1993/00

ここで提案する方法では、通常のHelmholtz方程式を源項を持つ方程式に変形し、源項反復によって固有値を求める。これを境界要素法で解こうとする時、源項に起因する領域積分が生じるが、多重相反法を適用して等価な境界積分に変換できる。固有値自身も二つの境界積分を用いて表わされる。従来、この種の問題を解くのには行列式サーチが多く用いられていたが、数値的に不安定で大規模な問題に対しては取扱いが困難であった。提案する方法は原子炉解析で中性子源反復法として実績のある源項反復法に基づいていることから安定な収束が得られる。二次元の計算例に対する結果から、この方法による固有値探索は収束が極めて早く、Helmholtz型固有値問題の解法に有効であることが示された。原子炉の臨界解析のみならず、音響、振動、波動等、Helmholtz方程式で記述される多くの工学問題に適用可能である。

論文

Tokamak plasma shape identification on the basis of boundary integral equations

栗原 研一

Nuclear Fusion, 33(3), p.399 - 412, 1993/00

 被引用回数:31 パーセンタイル:69.42(Physics, Fluids & Plasmas)

トカマク・プラズマの位置形状同定のための必要条件を数理的な観点から導出する。さらにその必要条件のみを用いてプラズマ位置形状同定する方法を提案する。この方法は、真空領域で成立する境界積分方程式の解法に基づくものである。JT-60UやITERのプラズマに適用してみることにより、本方法は様々な位置形状のプラズマを磁気センサの数に応じた精度で同定することが出来る。また、事前にテーブル参照が可能なように数表を整備しておくことにより、実時間制御や実時間可視化に応用可能である。

報告書

境界積分方程式の解法に基づくトカマク・プラズマの位置形状同定法

栗原 研一; 木村 豊秋

JAERI-M 92-075, 17 Pages, 1992/05

JAERI-M-92-075.pdf:1.02MB

トカマク・プラズマの最外殻磁気面形状が可同定となるための必要条件を提示すると共に、境界積分方程式の解法に基づく新たな位置形状同定法の提案が行なわれている。この同定法は、磁束計測値または磁束密度計測値が与えられた状況で、真空場の満す積分方程式を境界上で数値的に解くことを中心課題とする方法であり、低非円形断面から高非円形断面プラズマに至るまで、計測器の設置数に対応した精度でトカマク・プラズマの最外殻磁気面形状を同定するものである。本方法は、計測値に無関係に計算出来る部分を予めテーブルの形式に展開しておくことにより、実時間制御や実時間可視化にも応用可能である。

論文

Space-dependent core/reflector boundary conditions generated by the boundary element method for pressurized water reactors

板垣 正文; C.A.Brebbia*

Nuclear Science and Engineering, 107, p.246 - 264, 1991/03

 被引用回数:15 パーセンタイル:81.67(Nuclear Science & Technology)

加圧水型原子炉の炉心-反射体境界またはバッフル板表面に設定するエネルギー依存行列形式の境界条件を計算する目的で境界要素法を用いた。この方法を用いると、内側に凸のL字形境界のみならず、従来解析の困難であった外側に凸のL字形境界も含むあらゆね幾何形状の境界を一回の計算で処理可能となる。さらに、この方法はエネルギーが3群以上であっても適用でき、バッフル板のある反射体も無い反射体も扱うことができる。エネルギー2群など3群からなるいくつかのテスト計算では、この境界条件計算によって得た反射体境界条件を設定した有限差分計算結果は反射体も含めて行なった基準計算結果と較べて高い精度で実効増倍率及び中性子束分布を再現できることが示された。

論文

Boundary element method applied to neutron diffusion problems of a thin layer sandwiched between two zones

板垣 正文; C.A.Brebbia*

Boundary Elements XII, Vol.1; Applications in Stress Analysis, Potential and Diffusion, p.227 - 239, 1990/00

中性子拡散問題で遭遇する二領域に挟まれた薄い帯状域を解析する為に従来よりも効率的な境界要素解法を提案する。帯状域の両表面における中性子束と中性子流とを関係づける解析表示が1次元中性子拡散理論から導出される。中性子束と中性子流の連続条件を用いると、帯状域に隣接する二領域の各々に対して設定した境界積分方程式の離散表示は上記の解析表示を介して結合されることができる。即ち、二つの領域と帯状域の組合わせから成る全体系がただひとつの行列方程式によって記述される。この場合、従来の境界要素法では帯状域表面の中性子束と中性子流の全てが未知数として定義する必要があったのに対し、本方法では帯状域に対して要求される未知数の数が半分に減らされている。このような解析モデルの簡素化にもかかわらず、中性子束分布の計算結果は十分精度の高いものであった。この方法の活用により境界要素法の応用範囲が増大する。

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